税理士試験に受かるまでには、長い時間を必要とします。
税理士試験では、全十一科目のうち五科目に合格しなければいけないという科目別合格制を取り入れていますが、そのうち会計科目と呼ばれる簿記論と財務諸表論は、必ず受験・合格しなければいけない科目です。簿記論は日商簿記より更に難易度が高く計算のスピードの速さが求められます。両者とも合格率は毎年15%程度で推移しています。
税理士試験の選択必須科目としては、「所得税法」「法人税法」の二つがあり、このうちどちらか一科目、もしくは両方選択して合格する事が求められます。所得税法では、個人の所得に掛かる税金である所得税の計算や申告方法を学び、法人税法では、法人の利益に掛かる税金の理論や計算方法について学びます。どちらも税理士の実務には欠かせないものですが、試験科目としては法人税法の方が人気があります。
選択必須科目を二科目選択した場合は一科目、選択必須科目を一科目選択した場合は二科目、この選択科目の中から選ばなくてはいけません。「相続税法」「消費税法」「酒税法」「国税徴収法」「固定資産税」「事業税」「住民税」の七科目があります。消費税法と酒税法、事業税と住民税のように、互いに併願が出来ない試験科目がありますので、必ず確認しましょう。